リネンとコットンの話
LINEN & COTTON
生地の質感をそのままに 生地をたたみながらブラインドの様に上下に上げ下ろしのできるローマンシェード。上部にたたみ上げた時に窓枠のサイドに生地が溜まることがなく、窓辺をすっきりと見せてくれる機能的なスタイルです。
壁の色や窓枠に似合う色柄の生地を選ぶことで、窓枠が額縁のように見える素敵な空間になります。 そんなローマンシェードの取り付け例のをご紹介です。
ブルーグレーの壁にオフホワイトの窓枠や建具がアクセントの空間は、明るい色合いのフローリングによってお部屋がよりシンプルナチュラルに仕上がっています。このお宅が海の近くということもありボートハウスのイメージでオリジナルリネン生地Lina 50/リナ50でローマンシェードを窓枠上に正面付けしました。
バルコニーのひさしが伸びて日差しを避けてくれるので ローマンシェードはあえて軽やかな質感のLinaシリーズで陽の明るさを取り入れています。ローマンシェードを降ろしても光を感じさせてくれ室内を明るく保つホワイトリネンベースのブルーストライプ【 Lina50】が爽やかな空間を作っています。
その爽やかな空間を引き締めてくれているのがネイビーのラグやベンチシートです。強弱の色のコントラストがとても良く、海辺のリゾートを思わせるような素敵なお部屋になっていますね。
こちらの掃出し窓は、コロニアルチェックオリジナルリネンLina Marine 3とNaturals 36のダブルシェードです。 お部屋が広く見えるように窓枠の上ではなく あえて天井から取り付けました。(天井付けの場合は天井に下地が必要です。)
Linaシリーズの中では 織りの密な少し厚地の生地ですので 日当たりのよい窓にも安心してお使い頂けます。 色味のないシンプルな空間にネイビーの太いストライプが加わり インパクトのあるお部屋となりました。 コーディネートしたのは 無垢のオリジナルオークファニチャ-「eik」シリーズのダイニングセットとヴィンテージのホーローのランプ。 カーテンと家具、小物が調和するユニセックスな雰囲気のお部屋になりました。
生地のたたみ上げ部分には自然な丸みが帯びていて、メンズライクな中にも優しさが感じられますね。
こちらのおうちの掃出し窓には、ベルギーリベコ社のオフホワイトリネンNaturals9とNaturals36 のダブルシェード。仕上がり丈を床までにすることですっきり見え、高さも強調されます。
優しい色合いの生地とミルキーホワイトの珪藻土の組み合わせ。真っ白にはない温かみのあるここちよい空間になりました。
掃き出し窓と隣り合った腰窓は シングルのローマンシェードを取付。 掃き出し窓と同様に枠上部に正面付けをし、窓枠の内側にテンションポールでカフェカーテンを取り付けました。 ローマンシェードを窓枠上充分な高さにゆとりをもって取り付けたことで 全開時に開口部分を広く取ることができました。 日中はカフェカーテンが目隠しとなり 夜はレースと併用することで透けてしまうかなという不安も解消されます。
適度な厚みがありつつ優しい質感のベルギーリベコ社のNaturals 9。 ローマンシェードのふんわりとしたひだの部分を見ていただくとその優しい質感が分かります。たたみ上げの表情から感じられる生地の柔らかい質感が お部屋全体にも優しい空気感を醸し出しています。
外からの光がオフホワイトの生地を通し、室内まで明るさを届け、光を受けた生地の表面には自然素材特有の織り柄が浮かび上がり模様を作ります。リネン素材ならではの素敵な特徴です。
白で統一された空間は、清潔感が魅力です。 オフホワイトで統一された室内が、南仏のような空間を作っています。
全体がアートのように美しい形状をしている窓には、軽やかなLina Whiteのローマンシェードを枠内に天付けをしてすっきりと。 枠内に取り付けたことで室内の顔になっている素敵な窓枠の装飾が生かされています。
白い空間に白い生地を想像すると、シンプルすぎるのではと思いますが、リネンの風合いは想像以上の存在感を持っています。
外からの視線や陽ざしが気にならない窓の場合、あえてレースを使用せずに薄手のドレープ1枚のみにすると 窓辺が軽やかになり窓回りも強調されます。 ダークな家具の色合いが白い世界を引き立たせながら、シンプルで高級感のある空間に仕上がっています。
選ぶ生地質や取り付け方で 空間全体が大きく変わって見えますね。 機能的で見た目も優しく 魅力のあるリネンのローマンシェードで窓辺を飾ってみてはいかがでしょうか。