リネンとコットンの話

LINEN & COTTON

素材ごとにレースカーテンを選ぶ【密に織られた華奢な質感のモスリン生地】

 

昼間の視界をさえぎり 室内にしっかり光を取り入れてくれるレースカーテン。ひとことでレースカーテンと言っても素材によって仕上がりの風合いや表情が違うのをご存知でしょうか。

コロニアルチェックの自然素材で仕立てるカーテンは、私たちひとりひとり個性が違うように素材ごとに表情が違います。自然素材のレースカーテンは肌触りの良さと見た目に温かみを感じるマットな質感が特徴です。通気性が良いので空気の流れを作り、窓辺の湿気を抑え雨の多い季節を快適にしてくれます。

室内にいる時間の快適さとお好みの風合いとマッチさせることで、いっそうお部屋時間を楽しむことが出来ます。

レースカーテン選びに必要なのは素材選び。素材の質感によって様々な空間が生まれ、シンプルからゴージャスまでを作り出すことが可能です。素材やスタイル一つ一つの違いや風合いを理解してレースカーテンを選ぶことで、ご自身が一番快適だと思える窓辺を造り出せるのです。カーテンは思ったよりも存在感が大きく面積が広いので、気に入ったものを選びたいですね。

 

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レースカーテン生地にはいくつかの種類がありますが、大きく分けると2種類に分かれます。細い糸で密に織られた繊細で薄地のモスリン生地と不均等のリネン糸でざっくりと織られたモスリン生地で、今回は華奢な質感のモスリン生地のレースカーテン選びについてをご説明します。

レースカーテンの形状は厚地カーテンと同じですが、生地が華奢であればあるほどボリューム感とドレープの美しさは比例してきます。ドレープの美しさを素材が変化させ、同じ形状でも異なって見えるのが素材の力です。

 

リネン素材とコットン素材が混合されたレース生地

 

上写真のレースカーテンに使用されているのはリネンとコットンが混合されたモスリンハーフリネン生地。リネンだけではなくコットンが混合されているため、質感に硬さと柔らかさが合わさった絶妙風合いをカーテンに生み出します。自然素材ならでの通気性が、窓辺を清潔に保ってくれます。

2本の山を摘まんで作られる2本プリーツカーテンの上部から、折れ線のように落ちてくる繊細なドレープ感でリネン100%よりも柔らかい質感です。

 

 

レースカーテンが風になびく時のふんわりした優しさは、生地の華奢さがあってこそ。膨らみながら裾をゆっくり持ち上げて、優しいダンスを踊りながら何かを語りかけているかのようです。コットンの温もりとリネンのシャリ感が相まって、カーテンに触れた時の心地よさまで優しく感じさせてくれるカーテンです。

 

 

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この窓のレースカーテンは、同じくコットン&リネンのMuslin Half Linen/Stripe White/ハーフリネンストライプホワイトを使用しています。先ほどのハーフリネンに細いストライプが入ったモスリン生地で、うっすと見えるストライプの繊細さがたいへん人気です。カーテンのトップから折れたようなドレープが下がってくるのが画像からもわかりますね。

 

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コットンの優しさにリネンのシャリ感が混ざり合い、うっすら見えるストライプがその上に存在する素敵なレースカーテンです。カーテンスタイルにより空間を重くさせない風合いにもしてくれるモスリンハーフリネンストライプには、沢山のファンがついています。

リネン100%のレース生地

 

上画像のカーテンに使用しているのはリネン100%のモスリン生地Muslin Linen 919/モスリンリネン919です。

華奢な風合いはハーフリネンと同じですが、生地にリネン特有の張りとシャリシャリとした質感があり、ドレープが丸くふくらみながらひだを落としていくふんわりとした贅沢なカーテンになります。 

リネン100%のモスリン生地はきめ細かな織りの表情の中にリネン素材が持つ優しい光沢があり、陽の光をよりいっそう明るく見せるようなまばゆさを感じさせます。透け感はハーフリネンと変わりませんが、触れた時のシャリシャリした生地感の中にナチュラルな輝きを感じるのはリネン100%ならでは。特別感を感じることが出来るリネン素材のモスリン生地です。

 

 

上画像のカーテンは、淡い紫がかったグレイの小花がちりばめられた花柄リネン100%のモスリン生地Muslin Delphi / モスリンデルフィの2本プリーツカーテンです。丈を6㎝程度長めにして優しく引きずる感じがたまりません。

 

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